名前モモ、口癖ドブス、職業あたしの恋猫。
ホンワカした温もりがなんにも心配することはないんだと教えてくれて、濡れたまぶたをそっと閉じる。


そしてフワリともう一度瞳を開けてかすんだ視界にショボショボしていると、わきからお父さんとお母さんの顔がニョキッと出てきた。


……うわっ、なっ、なんで!?


放心しているあたしを心配そうな二人がのぞき込んでいる。


「ミユ!大丈夫!?」


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