【短】最初で最後のラブレター
それはね、私の中で賭けだったんだ。



君の口からよく聞くあの子の名前

君は私の事が好きでいてくれているのか不安だらけになって

いつの間にか君のこと信じられなくなっていたんだ。



あの雨の日にかかってきたあの子からの電話


君は私と一緒に居たのに



「ゴメン」



それだけ言ってあの子の所へ行ってしまった。



君が優しい人だから

困っているあの子の事が放って置けなくて…


わかっていたけど…

でも

悔しくて…

悲しくて…



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