君の腕の中で眠る時まで
授業が始まり四時間目があと数十分で終わろうとしていた


伏せていた司が突然起き上がり


「愛海、今から用事で行ってくる。授業終わるまで帰ってくりから待ってて」


そう言い残し授業中にも関わらず後ろのドアから出ていってしまった


初めは出て行く司をみんな見ていたが、いなくなると一斉に愛海に注目した


愛海はその視線に耐えられなかった
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