PURE ~ずっと忘れない~
「腕、痛くないか?」


「ちょっと、痛いけど大丈夫だよ?」


「我慢出来なくなったら言えよ?」

「有難う。」


傷口を何針か縫ったから、少し疼いてきた…。麻酔が切れてきたみたい。


あたしを気遣かってか、ゆっくりとした
歩調で行く。


時折、あたしの顔を覗きながら、歩いてくれる…。

そんな優しさを、普通に出せる人なんだ…直樹君は。


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