PURE ~ずっと忘れない~
土曜日。ついにきた、デートの日が! 海行った時と同じ、西口で待ち合わせだ。 どうしよう…。 初めての服に、ワンピっていいのかなぁ? 髪型は、下ろして緩く巻いてみたけど、変くないッスか? 子供っぽくなりすぎてないかなぁ…。 ショーウィンドウに映る自分の姿を、何度も何度も見てみる。 「彼女ぉ、お茶しない?」 「えっ?」 振り返ると、見知らぬ男の人が、ニヤニヤと笑っていた。 「いえ…。待ち合わせしてるんで…。」 怖くなって、その場を離れようとしたけど、 「まだ、来てないんだし、お茶しようよ。」そう言って、その男があたしの腕を掴んできた。 「やだ…!」 助けて!お願い! 直樹君、助けてぇ!
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