最強ヤンキー☆
《第二話》
ライバル!?
ー魅羽ー
私が壱耶のチームに入ってから、一週間経った。
何回聞いても、私の過去については教えてくれない。
「はぁ…ムカつくなぁ」
私がそう呟くと、上から名前を呼ばれた。
「魅羽、何かあった?」
「拓兎!別に何でもないよ」
「そっか、ほら、バニラアイス」
「ありがとう!!」
私はアイスを受け取って、いそいそと口に運んだ。
「おいしい!」
「そうか?、良かった!」
「うん、本当美味しいありがとう!」
「おう!」
私と拓兎が笑い合っているとき、壱耶が部屋に入ってきた。