鬼と龍
凪が扉を押したり引いたりいろいろしてみたが、まったくビクともしない。
扉が
「何をやっているのだ??契約者ならば、技を使ってこじ開けるのだ。」

(そういえば、ネオは??)
「ネオ??」
返事がない。でも、いつも通り銃が出てきた。ギュッと握りしめて、扉に銃を構えた。
「ライカ!!」
電撃が飛んだ。
しかし、キズすらつかない。
凪は、何度も叫んだ。
「ライカ、ライカ、ライカ、ライカ、ライカ、ライカ!!」
しかし、扉にはキズすらつかない。
凪の体から力が抜けた。
(生命エネルギーを使いすぎた??まだ早すぎる!!)
扉が、
「この世界は、いるだけで生命Eを絞りとられて、最後は死ぬよ。」

(まだ死ねないの!!両親、弟、私から全部奪った影を皆殺しにしなきゃ、私がしなきゃ!!だから、死ねない。)
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