15歳からの恋愛白書
そうこうしているうちに、富田君が教室に入ってきた。


私の胸はもちろん、大きな音を立てた。


すると、熊君がすぐに富田君の傍に駆け寄っていき、話しかけた。



「おはよ、郁真。
実はさ~、あ、突然で驚くなよ?
オレと梨恵、付き合うことにしたんだ!
なっ、梨恵!」



熊君はとても嬉しそうに報告しながら、私を呼んだ。


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