15歳からの恋愛白書
「はい」


富田君が差し出してくれたジュースを私は受け取ろうとした。


ところが、上手く受け渡しが出来ず、落としてしまったのだ。



「ご、ごめん」



いつも落ち着き払っている富田君に余裕がない・・・。


私もだけど、よほど緊張しているんだろう。


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