ファーストキス。

大杉くんが
立ち上がり


「ほれ」っと
右手を差し出して
くれた…



その手を
あたしの手を重ねたら


そっと優しく
握ってくれた…。


ただ

重ねるだけの手のひら



伝わってくる
ぬくもり…




一緒に歩く
夕暮れの道




全てが何もかも
宝物に変わっていく…




< 204 / 211 >

この作品をシェア

pagetop