また恋をした、その時に。


リクと話せた事がとても嬉しい。

リクの温もりが愛しい。

そう思うとのと同時に…
あの儚い笑顔のせいか
彼が遠くにいってしまうような。

そんな事が頭をよぎった。

その後、私はいつの間にか、
また眠ってしまって

教室に戻ったのは
午前の授業が終わった頃。


  
────昼休み。

お昼休みは
机をくっつけて向かい合ってお弁当を食べている私とヒカリ。

教室はとても賑やかだ。


「リク君と上手くいってるみたいだね。」

ヒカリがお弁当を開きながら言う。


「どうして?」

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