あなたのペット的生活



「あれ?マンガはもういいんですか?」


「後で取りに来る」


「何、怒ってるんですか。
あ〜、乃亜が俺に取られるかもって不安なんだ?」




佐助も後を追うように階段を慌てて下りる。




「乃亜はあなたのものじゃない。まっ意地悪ばっかりしてると愛想つかされると思いますけどね」


「なっ?!」


「じゃあ失礼します」





佐助はニッコリ微笑むと熱い陽射しの中歩いていった。




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