あなたのペット的生活


「乃亜??なんか……大丈夫??」

みっちょんの心配そうな顔が覗き込む。


色々考えてたら許容範囲を超してたみたい。




クラッシュ寸前でしたな。
ハッハッハ。




「……なんちゅー顔してんだ、お前は」


頭の上から聞こえてくるのは、隣の席の佐助の声だった。





その声を聞いただけでドッキーと心臓が弾む。



「……私、どんな顔してた?」

冷静に。
佐助にだって普通に喋れるんだから。



「この世の者とは思えないくらい凄かった。
半目で魂抜けてそうな?」


「ギャース!!!!」


< 117 / 422 >

この作品をシェア

pagetop