あなたのペット的生活
「うわぁ〜ん!!お父さぁーん!!どこぉ〜??」
暗くて細い道をただ泣きながら歩いていた。
通り過ぎる木には葉っぱが一枚もついていなくて、風は吹き飛ばされそうなくらいビュンビュンと音をたてて、周りに人はいなくて、寒くて怖くてずっと泣いていた。
ここがどこなのかも分からないし、どんなに探してもお父さんは見つからない。
寂しいよ。
怖いよ。
ここどこなの?
「お父さぁ〜ん!!お父さぁ〜ん!!!!」