あなたのペット的生活


なんかカチーン。


「まぁ、そりゃあ乃亜ちゃんみたいな子がお嫁さんに来てくれたら文句ないけど?
でもあんたじゃあ無理だわよ」


「うっせー」




別に本気で結婚とか考えてるわけでもないけど、そこまで否定されるとなんだかムカつく。




俺は、そのまま店を出て、何か話し込んでる2人の元へと急いだ。



「悪い、待たせた!」

「あっ!孝二ぃ!!」



いやいや。

手振られても。




いやいや。

あんたに手握られても。



正直、付き合ってないのに。


やんわりと握られた手を振りほどく。

が、ほどいた瞬間、乃亜の顔が曇っていることに気付いた。




「乃亜?どうかした?」
って聞くけど、返事はそっけなく

「……なんでもない」
の一言だ。





「なんでもなくないだろ?」
って乃亜に聞いてるのに、返ってきた声は乃亜ではなく、隣にいる女だった。



「さっき、乃亜ちゃんに話してたんだけどさ、乃亜ちゃんってなんかハムスターに似てるよね〜?」


「は?」



お前に聞いてない。

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