あなたのペット的生活


「さてと。お前ら、できてんのか?」

空いた丸椅子に腰掛けると、孝ちゃんは機嫌悪そうにベッドに肘ついた。



「できてるって?」

「あぁ?!付き合ってんのかって話」

「付き合ってないよ」



付き合ってるわけないじゃん。

孝ちゃんのこと、どうしようもないくらい好きなのに。



「ふ〜ん」

「孝ちゃんこそどうしたの?……もう来ないかと思ってた」

「あ〜。ちょっとレポート打ってたら来れなかっただけ。今日から毎日来るから」




毎日。

嬉しい。


毎日孝ちゃんが来てくれる。


毎日。


わざわざ来てくれる。



レンタルショップすら私に行かすのに、孝ちゃんが自分で来てくれるなんて。


嬉しすぎる。


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