あなたのペット的生活


「とにかく何があったのか簡潔に話してくんない?」


明らかな八つ当たりだけど、いっちゃんの瞳は優しくて真っ直ぐだった。


私はコクンと頷くと、さっき起こった出来事を洗いざらい話した。


とっても恥ずかしかったし、触りたいって気持ちが今も心の奥底にあると思ったら自分が怖いとさえ思った。




いっちゃんに変な奴だって思われたくもなかった。


でも、全部話した。


大丈夫だよって言って欲しかったのかもしれない。



だけど、いっちゃんの口から出た一言は
「大変だ」
という欲しかった言葉とは真逆の一言だった。





やっぱりね。


そうだよね、私は今変態な気持ちを抱えてるんだよね。


おかしいよね。



孝ちゃんに触りたくなって、孝ちゃんとキスしたくなったなんて、変態もいいとこだよね。


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