あなたのペット的生活
・
・
・
:
:
:
「……ってことがあったんだよね。みっちょん、私には相談しなかったのに佐助には相談したんだよ!!なんかショックだったなぁ〜」
時は過ぎ、今は待ちに待った孝ちゃんの家庭教師の時間です。
「乃亜、そんな世間話は置いといて、お勉強のお時間です」
「へ?」
孝ちゃんは小さな折りたたみ机を組み立てると、私に教科書持って来いと命じた。
「……孝ちゃん、勉強教えてくれるの?」
「当たり前だろ?俺はおばさんに家庭教師してくれって頼まれたんだから」
と言うと、ニヤリと笑った。
……なんか嫌な予感。