倒錯夜話(センチメンタルナイトホラー)
ケンの体が自由になった。

「真昼…!!
無事で良かった!!」

ケンは真昼の側に駆け寄り、背中側から抱きしめた。

黒豹はおとなしくなり部屋の隅に鎮座した。

「ケン!
どうしたの!?」

真昼は目を覚ました。

真昼の華奢な体を守るようにケンが掛布団ごしに抱きついていた。

「真昼…、真昼!」

ケンはあらためて真昼を愛しく思った。

振り返った真昼の唇をケンの唇が塞いだ。


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