これからもずっと

恋バナ

教室を出て廊下にでると、いつものようににぎわっていた。
私たちのクラスは5組だったので、教室もいちばんはじっこ。
だから音楽室まで結構距離がある。
私たちは廊下を歩きながら、話しているといつの間にか《恋バナ》になっていた。
繭「そういえばさー、最近留奈の恋バナ聞かないよねー」
みほ「あーっ!たしかにっ」
私「そうかなーっ?最近恋に植えてるんだよね(笑)」
茜「植えてるとかうけるんだけど(笑)」
夏海「今好きな人いなのー?」
私「んー、いないかなー」
みほ「留奈が恋してないのって珍しくない?」
繭「だよねー!!実際のとこどうなのさっ?」
私「なにもないってー」
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