Wrath~止まらない怒り~



腕から注がれた液体が
効いてきたのか
身体が熱くなり
頭が朦朧とし視界も
ぼやけてきた…



私に変化に
焔君は気づいたのか
耳元で甘く囁いた。



「初めてでも
コレ使うと凄く
気持ちいいらしいよ。」



その声に
私の身体はビクンと
大きく反応した。



まるで…
自分の身体じゃない
みたい。


気持ちとは裏腹に
私は焔君を求めて
身体を重ねてしまった。





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