☆★グリン・ピース★☆
彼は私の様子に

気づいたのか

もう一度

今度は哀れみと

慰めをこめて

私を優しく抱いてくれた。


「亜美は・・・

いつから・・・」


「俺も最初は知らなかった。

頼まれた資料を持って

雇い主の会社に出入りするうち

もう一人雇われている人間が

いることに気づいたんだ。

それがあいつ・・・

お前の親友だよ。

お前がアイツを信用しきってる

それを知ってヤバイと思ったんだ」
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