ココロノコエヲキケ。(詩/詞)

『fine snow**』

白く染まった冬空に 時計の音がやけに響く
溢れる思いを整理しながら 君の姿を探していたんだ

少し遅れて謝る君の 仕草に僕は微かに笑う
思いを言葉にすることが 難しいと初めて思った

空から舞い散る粉雪は 見上げる僕らを包むように
今も ここにある寂しさを 淡い白さに変えて輝く



二人で歩くこの道に 二つの足跡残ってく
こんなに小さな粉雪も 明日(あした)の朝には積もるかな?

空から舞い散る粉雪は 二人の夜を包むように
今も ここにある静寂を 目映(まばゆ)い光に変えて輝く



かっこつけた言葉なんて 僕にはとても言えないけれど
ずっと一緒に生きるなら 他の誰より 君とがいいな。



05.06.03 (C)奏音

*生まれて初めて書いた詩です。
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