もとかれ
第一章*.゚
1ねんかん*.゚ 001
/ もとかれ
「 ごめん、別れよう?? 」
静かにジュンは話す。
私は目の前がモノクロに見えた。
言葉の意味が分からなかった
「 え、嘘でしょ?ジュン?? 」
「 好きな奴出来たんだ。 」
何時の間にか涙が溢れる。
どうして…??
「 じゃあ…な、俺は真帆と付き合うから…… 」
止める事も言えなくて。
ただその場に座り込み、涙を流すだけだった。
ジュン…。