大切なあなたへ
プルルル・・・プルルル

着信がなった。これも竜だった。
なんでこんなにも心配してくれるんだろう。

<はぃ、もしもし>

<俺、竜だけど・急にごめん。俺のせいでまた変な事考えたと思ってかけたんだ。大丈夫かぁ?>

<うん、大丈夫>

<俺さ、お前の事見透かしてるような言い方したけど、まぢで心配なんだ。入学当時から気になってたから>

<ありがとう。でも、私大丈夫だから>



少し話てから、電話を切った。
いつまでも竜君の声を聞いてると切るのが嫌になりそうで。。。


もっと話たい、そんな感じがする。

どーしよう。誰かに聞いてもらいたい。この辛さと悲しみ。
抱え込むのに疲れちゃったよ。
今の自分も過去の自分も嫌いだから。
もぅ吐きたい、言ったら嫌われるかもしれない。でも
もぉ自分の中で限界がきていた。
今の自分のなら変われる気がした。


今変わりたいと思えたのゎ竜君が居たからだと思う。
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