俺様☆姫様★王子様 【完】
「いいこだ。俺はお前の全てが欲しい「ちょっとまっ………!!」
あたしが口を挟もうとしたら、蓮が唇で言葉を奪った。
触れただけで離される唇からは、あたしの全身に熱を伝えた。
だけど、ちゃんと付き合ってもいないのにそんな……
先に進むことなんか出来ないよ。
明らかに焦ってるあたしを知ってか知らずか、蓮は色っぽい目つきで見てくる。
「別に今すぐ欲しいなんて言ってないし。
つか、俺そこまで餓えてねぇよ。」
は?
餓えてない?
あぁ、やっぱり。
あたし、遊ばれてるんだね。
こういう人を本気にしちゃいけないんだ。