俺様☆姫様★王子様 【完】
「しくじった……」
俺は一人ボヤいた。
それが聞こえたのか、運転手をしてくれてる名波の声がした。
「蓮?彼女潰れたのか?」
運転席は仕切りがある為、此処からは名波は見えない。
「………かも」
投げられた質問に、やや項垂れながら俺は返事をする。
「まぁ普通の高校生なら、当然だな」
「俺が異常だって言いてぇのかよ」
「あぁ。だって一時間も経ってないのに、もうボトル一本空けたんだろ?そら異常だ」
そうか?
高校生とか関係なくねぇ?
それは、酒が強いか弱いかっつう話だろ。
「俺も飲みたかったなぁ。そのシャンパン高いんだぞ?」
そっちかよ。
「あっそ。そんなのいつでも買ってやるよ」
「マジ!?超ラッキー♪約束だぞ?」
「はいはい」
「絶対な!」
「わかったって」
半ば面倒臭くなってきた俺は、適当に返事をする。