俺様☆姫様★王子様 【完】
「…んっ…やっ…やぁっ……」
必死で要くんを押し退けようともがくあたし。
こんなのやだ…
蓮…見ないでっ
「……ンッ…やめっ…」
いつもの要くんじゃない。
生ぬるい液体が一筋、頬に伝うのがわかった。
男のコの力にかなう筈もなく、全く離れてくれない。
それどころか何度も角度を変えて、逃げようとするあたしの唇を追って、執拗にキスする要くん。
こんな要くん、キライだよ…
たすけて!蓮っ…!
ぎゅっと瞑ってた目をうっすら開けて、蓮の姿を探した。
………蓮がいない?