気持ち “美幸”
『仲良くなった事やし途中まで一緒に帰らん?』
優一はみんなを見ていった。


『いいよ~♪』


私達は4人で帰る事にした。


『めぐちゃんが言ってた案内してくれる人って青木くん?』


『そうだよ♪』


『俺は嫌だ。仲良くなったんやし、美幸ちゃんとまどかちゃんに案内してもらえばいいやん!』


『じゃあみんなでまわろう♪青木くん男1人だから光も誘って!』


『光がよかったらな?』


『楽しみやね。』
まどかが言った。


さっきまで優一の事を怖いと思ってた私たちとは思えない言葉だった。


私は、みんなが仲良くなれたら…って思って言った一言が、こんな事になるなんて…





光…ごめんね?私が言わなかったら光を巻き込む事もなかったのに…





『また明日な。』


『めぐちゃんどうやって帰るん?』
まどかが言った。


『今は優と一緒に住んでるの。』


『そっか♪気を付けてね。明日学校でね♪』


そして一日目は終わった。



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