STAR~俺様芸能人と私~




「ってかさ何で あいさつの事
 知ってんの?」


「この学校の伝統行事みたいな
 もんだし。

 しかも入学当日に決定なんて
 異例だから 噂も来てる。」


 グラタンを食べ終えて
 のんびり皿をキッチンに持ってきながら


 爆弾発言。



「伝統行事とか 変なプレッシャー
 かけないでよ!!!」

「だって伝統だし。知らなかった
 お前の方がおかしいって。


 あ、作ってもらったし
 皿ぐらい洗うよ。」


 ちょっとは優しいトコ
 あるじゃん・・・。


 
「何にやけてんの?
 また妄想モード。


 そんなに俺に襲ってほしいの?」


「ちがうもん!!もう帰るし!!!

 ばいばいっ!!!!」



 部屋から出ようとした瞬間・・・


 ぐいっ

 腕を確かにつかまれた。
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