【詩集】Sweet Project

雨宿り


「雨宿り」



お弁当を忘れても 傘を忘れるな

きっと どこにでもある 言葉だけど

今日の私は少し 油断していたらしい

遅刻寸前で 家を飛び出したせいで

傘を忘れた

いつもは持ってる 折りたたみ傘も

今日に限って 入れ忘れ




ため息とともに 空を見上げて

睨んでみたって

雨が止む気配はまったくない

あぁ もう 濡れて帰ろうか

なんて 思うほどに

雨脚は強くなるばかりで

寝坊してしまった自分を

恨んでしまう





周りを見れば アジサイが咲いてて

蛙とカタツムリもいて

なんか おかしくなって

声をあげて 笑ってしまった

たまにはいいのかも こんな日も






雨宿りは 蛙とカタツムリと共に

次からはもっと

ロマンチックなのを

期待していよう


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