スカイブルーの空の下
瑛斗に掴まれたところが熱を帯びて、嬉しいんだけど、素直に受け入れられる余裕がなかった。
「離してっ……瑛斗なんか、…もう好きじゃないもん……っ」
言ってから後悔した。
ホントは大好きで、
抱きつきたくて、
触れたくて……
こんなにも好きが溢れてるのに……
「……わかった」
その声と同時に、掴まれていた手も解放された。
立ち尽くしている龍と山ちゃんの横を通って、瑛斗は行ってしまった。
「……っ……えぃ…と……」
もう立っていられなくて、その場にしゃがみ込むと山ちゃんと龍に家に入るように促された。