スカイブルーの空の下




頭が真っ白になる。
そんなこと全然知らなくて、
瑛斗を受け入れられなかった。



嫌いだ、なんて嘘までついて……瑛斗を傷つけた。




「嫌い、なんて嘘だろ?」




「嘘だよ……どうしようもないくらい好きだよ…」




「まだ遅くないと思うよ?瑛斗も同じ気持ちだから。行ってこいよ!」



龍に背中を押されて玄関まで行くと、




「一応、妊婦だからな」


って、わざとらしく笑って車に乗せてくれた。





車の中ではずっと無言で、瑛斗の家の近くで車を降りたとき、「大丈夫!」と言って送り出してくれた。




龍、山ちゃんありがとう。



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