カグヤヒメ
序 ―いにしへにありしこと―




今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。

野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使いけり。

名をば、さかきの造となむいひける。




< 1 / 1 >
表紙・目次

ひとこと感想を投票しよう！

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数：0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

花陽炎
花陽炎
文七／著

総文字数/1

ファンタジー1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
女は煌びやかな、それでいて怨々とした空気を纏う部屋に居た。 座敷牢、果たして一番この部屋に合う名であろう。 毎日毎夜、違う男に抱かれ、どろどろと渦巻く欲に抱かれ、女は自分を抱き締める。 そんな檻に現われた、一人の男。 「儂と共に来て貰う」 その一言で、何度夢見た外に出れた。 私はその男にさらわれたのだった。 この世の者とは思えぬ程美麗なその男は、物の怪だった――――
ホシノヒカリ
ホシノヒカリ
文七／著

総文字数/1

青春・友情1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
悠子と穂奈美 二人の運命の歯車が 廻り始めた

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop