Cスクール~崖っプチの15歳~
疲れ果ててホテルに戻る
この時間が嬉しい時間
ゆっくりのんびり
それが私には心地よかった。

みんなで大浴場でお風呂に入り、胸が大きいとか小さいとか
女ってそういうことを陰ではり合う。

 男子もそうなのかな?

私はない胸を恥ずかしそうにタオルで隠して手短に入る。
リサは自慢の胸をさらけ出していた。

「ルイってさ~胸ないくせにブラしてんだね~」

こういうことを平気で言う。
だからか彼女と一緒にいると心に傷を負う。

 陰で言われるのも嫌だけどね……

服に着替えて、濡れた髪で部屋に戻っていた。

 私たちってやっぱり出会うんだね

廊下で彼とすれ違った。香水のかおり。

 あなたの香りに触れられた
 それだけで十分
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