Cスクール~崖っプチの15歳~
心臓が壊れる
息ができない

チュッ

彼は私のおでこにキスをした。

「キスして欲しかった?」

意地悪な彼。
私は恥ずかしくて顔を真っ赤にして下をむいた。
頭を撫でる彼の手が私を落ち着かせてる

「お前の唇奪いたいけどさ、なんだろ……大切にしたいんだ。『中学生でキスの一つもしたことないの? ダサ~い』なんて言うバカな奴らはほっといてさ結婚したいって思う奴とキスしろよ?

 オレカッコイイこと言ったべ?」

おかしくて仕方なかった。

「それじゃ村上君は私とは結婚しないってこと?」

「さぁ? だってオレらまだガキじゃん。自分に自信ないし、そんな奴にお前がキスされたらオレ腹立つもん……だからしない。それより人として成長しないとな」
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