Cスクール~崖っプチの15歳~
「キザだね~」

と茶化した

「うるせ~マジで気をつけろよ? お前の帰り道危ないんだもん」

「うんありがとう」

私は心が守られていることが嬉しかった。

「そろそろ帰さないとお前の親に嫌われちゃうな」

彼は立ち上がると座っている私に手をさしのべた

手に触れる
温かくて大きな手

立ち上がった瞬間その手は離され、私の腰に

「えっ何! 何やだ~」

まさかのお姫様だっこ

「重いな~鍛えないと、もたないや。はいおしまい」
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