Cスクール~崖っプチの15歳~
「ルイ! あんた反町君にボタン予約してたんでしょ! 彼みんなに断って取っておい
てるよ!」
まさかそんなこと……あるはずがない
私には彼の第2ボタンをもらう資格がないと思っていた。
だって……第2ボタンはさよならの思い出にもらうモノ……反町君からは高校卒業でもらうことができる。
たくさんの人が彼への思いをボタンに宿し、思い出にする
一番大事な第2ボタンを私はもらえない
私……村上君の第2ボタンをもらおうって決めていたから
反町君の前に行くと彼は約束通り、第2ボタンを外そうとした
「あっごめんなさい。第2ボタンはいいの。あの腕の小さいボタンもらえる?」
「えっ? あっあぁ……はい」
「ありがとう。なんか、ごめんね。第2ボタンみんな欲しがっていたのに……大事な人に渡してね。高校行ってもよろしく」
てるよ!」
まさかそんなこと……あるはずがない
私には彼の第2ボタンをもらう資格がないと思っていた。
だって……第2ボタンはさよならの思い出にもらうモノ……反町君からは高校卒業でもらうことができる。
たくさんの人が彼への思いをボタンに宿し、思い出にする
一番大事な第2ボタンを私はもらえない
私……村上君の第2ボタンをもらおうって決めていたから
反町君の前に行くと彼は約束通り、第2ボタンを外そうとした
「あっごめんなさい。第2ボタンはいいの。あの腕の小さいボタンもらえる?」
「えっ? あっあぁ……はい」
「ありがとう。なんか、ごめんね。第2ボタンみんな欲しがっていたのに……大事な人に渡してね。高校行ってもよろしく」