Cスクール~崖っプチの15歳~
私は前の席と後ろの席に潰され窮屈になっていた。

「ね~なんがぎゅうぐづなんでずげど」

後ろがすごく空いている。

「あははは。ごめん。もっと下がって~」

みんな少しずつ下がって私はゆったりと座った。

この学校はとても楽しい。

みんなが笑顔であふれ、何をやっても笑いが止まらなかった。

「笑い過ぎてお腹減ってきちゃったよ」

私は隣にいたさっきの女子に話しかけた。

すると彼女の顔がはっきりとハマになって話しかけてきた。

「じゃあ屋上に行こう」

嬉しそうに私の手をひいた。
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