Cスクール~崖っプチの15歳~
「葡萄ってさ噛むって知ってた?」
私はハマに葡萄を渡しながら話した。
「はぁ 何それ? なぞなぞ?」
「違う。ハマは葡萄噛んでる?」
「噛んでるに決まってんじゃん」
ハマは綺麗な歯を見せながら葡萄を噛んだ。
「私さ、つい最近まで飲んでたんだよ、丸飲み。 だから葡萄好きだったんだけどさ、おねぇちゃんに『あんた噛んでる? ちゃんと噛まないと』って言われてびっくり目のウロコが落ちたとはこういうことを言うんだね。あれ合ってる?」
「目からウロコが落ちるです」
「からかぁ。まぁいいや葡萄って噛むと酸っぱいよね。小さい頃は葡萄は甘かったのに」
「飲めばいいじゃん」
「そうだけど、胃によくないじゃん、うぅ酸っぱい。大人になるってこういうことかなぁ」
私は2粒ずつ勢いよく口に含み甘酸っぱい緑の宝石達を噛みしめた。
私はハマに葡萄を渡しながら話した。
「はぁ 何それ? なぞなぞ?」
「違う。ハマは葡萄噛んでる?」
「噛んでるに決まってんじゃん」
ハマは綺麗な歯を見せながら葡萄を噛んだ。
「私さ、つい最近まで飲んでたんだよ、丸飲み。 だから葡萄好きだったんだけどさ、おねぇちゃんに『あんた噛んでる? ちゃんと噛まないと』って言われてびっくり目のウロコが落ちたとはこういうことを言うんだね。あれ合ってる?」
「目からウロコが落ちるです」
「からかぁ。まぁいいや葡萄って噛むと酸っぱいよね。小さい頃は葡萄は甘かったのに」
「飲めばいいじゃん」
「そうだけど、胃によくないじゃん、うぅ酸っぱい。大人になるってこういうことかなぁ」
私は2粒ずつ勢いよく口に含み甘酸っぱい緑の宝石達を噛みしめた。