溺れる愛☆零れ堕ちる恋心
私は朱音ちゃんを見た
朱音ちゃんは平気だろうか?
変に絡まれてないだろうか?
朱音ちゃんは、平然と隣に座って話しかけてくる男子を無視して携帯を弄っていた
むすっとした顔をして、足を組んでいた
寮の部屋にいるときの朱音ちゃんとは全然違う
まるで機嫌の悪い紅夜さんみたいな形相だ
さすが兄妹というべき?
横顔がよく似ている
「ホテル行く?」
圭太さんが耳元で囁いてきた
「行きません」
「ま…カラオケを楽しんでからでもいっか?」
「圭太、早すぎるよ!」
長瀬さんが突っ込みを入れてくる
私、この人と付き合いたくない
ちゃんと言わなくちゃ!
「あの…私、あなたとはつき…」
「何、歌う?」
「は?」
「カラオケなんだから、歌ってよ」
「私…そういうの得意じゃないから」
「んじゃ、俺が歌うねえ」
「あ…だから…」
朱音ちゃんは平気だろうか?
変に絡まれてないだろうか?
朱音ちゃんは、平然と隣に座って話しかけてくる男子を無視して携帯を弄っていた
むすっとした顔をして、足を組んでいた
寮の部屋にいるときの朱音ちゃんとは全然違う
まるで機嫌の悪い紅夜さんみたいな形相だ
さすが兄妹というべき?
横顔がよく似ている
「ホテル行く?」
圭太さんが耳元で囁いてきた
「行きません」
「ま…カラオケを楽しんでからでもいっか?」
「圭太、早すぎるよ!」
長瀬さんが突っ込みを入れてくる
私、この人と付き合いたくない
ちゃんと言わなくちゃ!
「あの…私、あなたとはつき…」
「何、歌う?」
「は?」
「カラオケなんだから、歌ってよ」
「私…そういうの得意じゃないから」
「んじゃ、俺が歌うねえ」
「あ…だから…」