天使的に☆悪魔的な
すると、後ろから先輩達が出てきた。


それを見計らったように、


『後は三人で話しなさい。』


と、里衣の肩に手を置いた。


『……分かった。』


と、意を決したように返事をした。



『さ!!邪魔者なあたし達は、退散よ退散!!』


『ちょ!!青依!?』


訳が分からぬまま、あたし達は廊下に出された。


『ちょっと!!今からいい所なのに!?』



『杏、これはあいつらの問題なの。


あたし達が口出しする問題じゃない。』


とか言いながら、散々里衣達を叱ってたくせに。


青依はそれを見透かしたように、


『あたしはただ、助言しただけ。


あのまま、また怪我でもされたら立場がないもん。』


と、頬を膨らまして言った。


まぁ、青依が蹴った意味もなくなるよね。


『あぁ!!!廊下暑い!!諒弥の部屋に行くわよ!!』


『おい!!何で俺の部屋なんだよ!!』


『あたしの部屋は使用済み、

杏と陸の部屋は部外者あり。

よって、諒弥の部屋が一番最適なのよ。』


『チェ!!……ま、いいけど。』


そこを開き直れる諒弥がある意味スゴいよ。

『さ!!本人の許可も取れた訳だし、行くわよ!!』


と、ルンルン♪と歩いていった青依だった。


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