天使的に☆悪魔的な
『………衣………里衣………里衣!!!!』
誰かがあたしを呼んでいる。
だけど声が出なかった。
『………雄汰……?』
気がつけば唯一愛する人の名を呼んでいた。
絶対違うのに。
『…………俺が守るから。“雄汰”の代わりに。
だから振り向いてよ。』
そこに見えたのは、
少し形のいい顔に黒渕眼鏡。
『………南條……せん………ぱい………。』
そこであたしの記憶は途絶えた。
でも自分でもハッキリ分かったんだ。
先輩が、
あたしにキスをしたって。
だからあたしの初キスの相手は、
南條 先輩。
だから付き合ってる。
秘密がバレないように。
誰かがあたしを呼んでいる。
だけど声が出なかった。
『………雄汰……?』
気がつけば唯一愛する人の名を呼んでいた。
絶対違うのに。
『…………俺が守るから。“雄汰”の代わりに。
だから振り向いてよ。』
そこに見えたのは、
少し形のいい顔に黒渕眼鏡。
『………南條……せん………ぱい………。』
そこであたしの記憶は途絶えた。
でも自分でもハッキリ分かったんだ。
先輩が、
あたしにキスをしたって。
だからあたしの初キスの相手は、
南條 先輩。
だから付き合ってる。
秘密がバレないように。