同居人はヤンキー君!?
財布から三千円を出して、優に差し出した。
「はーい!!」
優はポケットから自分の財布を出すと、私から三千円を受け取った。
「芽里奈ちゃんのお母さんによろしくね!よその家なんだから‥いい子にするんだよ??」
「わかってるよ〜!じゃあ、行ってきます〜」
優は靴を履き、玄関を開けて元気よく手を振り出かけて行った。
「いってらっしゃい!」
私も優に手を振った。
優を見送り、
リビングに行くと‥
「莉子姉〜!湘クン〜!」
芽依が、2階からドタバタと駆け降りて来る‥
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