Coolな空模様
そんなとき階段を駆け上がってくる音が聞こえた

その音に潤平君と振り向く

そこにいたのは和真君だった

「まひろ、何かあったのか?!大丈夫か??」

慌ててそう言いながら、床に座ったままの私の前にしゃがみこむ

頭の中でさっきまで考えてた人が突然現れて

しかも初めて私の名前をちゃんと呼んだ

そのことに心が高まった

そんな私を無視して和真君に潤平君が状況を説明する

それを聞いて安心したのか、和真君はふーっと長い溜め息をつくと

私の手をぐいっと掴んで立ち上がらせた

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