Coolな空模様
初めて和真君と通る帰り道は
なんだかいつもと違って感じた

夕暮れの中、通学駅までの道を
二人で一台の自転車で帰る

話を聞くと和真君は徒歩通学らしく、北高を選んだのも
サッカーが強いのと、家から近かったからだと言う

そんな理由がまた彼らしかった

後ろに私を乗せ私の自転車を漕ぐ彼の腰に
そっと遠慮がちにあてた手がもどかしかった

近くで見る彼の背中は細身ながらもがっしりしてて

やっぱり男の子なんだと思った

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