甘々ちょこれーと 〔短〕
〜涼Side〜

やった!俺が優勝したら愛理ちゃんからチョコもらえる!
絶対、優勝する!

スタートラインに着いた俺は愛理ちゃんの合図を待つ。
愛理ちゃんが手を挙げた。これがヨーイの合図。
そして勢いよく下に下げる。
この合図で俺はスタートした。
目の前の愛理ちゃんに向かって。


「ハァハァ…」
「涼くん!最高記録だよ!9.84!速いよ!誰にも負けないよ!」

俺、すげぇかも。
自分でもそう思ってしまった。
高校生で9秒台のやつなんて、いないだろう。
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