カレカノ


自分の家が見えて来てスピードを緩めるのかと思いきや朱希は柚葉宅を通りすぎる。



「え?止めてよ?」



朱希は柚葉の言葉を無視し自分家の庭へ入り自転車を止めた。



「入れよ」



「…なんで?」



柚葉の問いかけも無視すると玄関を開けて入るのを待っている。



一応、朱希なりの優しさで扉は開いたまま。



「飯は1人で食ってもうまかねぇんだよ!一緒に食おうぜ?」



「朱希…」



クスッと笑い仕方ないなと朱希の家へ入って行った。


「お邪魔しま〜す…」



「誰もいねぇよ、オカンは仕事で親父は接待だから遅くなるんだってさ」



「…あんたと2人きり?」


「……?」



「ヤバくない?危なくない?襲われない?」



「……金払ってくれても襲わない」



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