魔法使いですが、何か?
「そういえば…こっちに
来てからお店とか見たり
出来てないんじゃない?
昴に連れて行ってもらったら
どうかしら?」

何故僕が連れて行かなければ
ならないんだ

母さんの女性ならではの
気遣いに僕が巻き込まれる
のは御免だ

…と言うか僕はそんな
女の子が喜ぶような店なんて
知らないぞ!?

「大丈夫よぉ!
可愛いお店がその辺にあったら
ミッシェちゃんが自分で
飛んでいくわよっ」

「…母さん
僕はなんでミッシェの
買い物に付き合わなきゃ
いけないんだよ」

「お母さんはお友達と
遊びにいかなきゃなのよ」
「僕のことはいいんだ!!」

と、まぁお茶目な会話の後
僕は有無を言えずに

ミッシェの街見学に
付き添う事になった

…今年も僕のスマートサマー学生ライフは夢に終わりそうだ



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