恋は甘く、ときにはほろ苦く…(完)

由利の気持ち






「失礼します」



「おぉ、篠崎か」




驚いたような宍倉。




「桜に来て欲しかったですか」




由利は言った。




「篠崎は、何の用事で来たのか。珍しいではないか」







「先生―好きです」










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